その子育てや家事により抑圧されていた表現欲を
ここぞとばかりに爆発させている人ばかり。
質はともかく、 その熱意に若いアーティストはみな負けていた。
さらに、子供が楽しそうだった。
会社の後輩のW愛がチョーク画のワークショップしてくれたり、
クリス&マットの英国コンビが子供も遊べる音出してくれたり、
変態から子供まで遊べる懐が広くなったセルフ祭。
PTAのバザーとバーニングマンと釜ヶ崎夏祭りが
一緒になったようなものを私は勝手に目指してます、セルフ祭。
そして、今回、 とても嬉しいことがあった。
以下、セルフ祭スタッフの池田社長の文章を引用。
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今回のセルフ祭3を開催するにあたって、阿波座の地元の人にたくさん来てもらい、江之子島の文化施設を知ってもらうために、セルフメンバーみんなで地元のお祭りにチラシを配りにいったり、近所の人にお知らせを撒きにいったりした。
その結果、沢山の地元の人たちや、子供連れの家族の人たち、お年寄りの人たちが沢山当日祭りに遊びに来てくれた。その中で祭りが始まる2日前に、地元の方で、チラシを見た身体に病を持つおばちゃんがやってきて、ライフワークとして作っている布草履をセルフ祭で売りたいと直接施設に来て話をしにきた。
普段モノ作りをしながら、中々発表する機会がなく、セルフ祭で販売したところ20足中、17足売れた。そして、その方がセルフ祭終了後に手紙をくれた。
普段なかなか交流の無い若い人たちや子どもたちと接して、パワーを貰った事、自分がモノ作りをすることで生き甲斐を感じている事、そして、その発表の場を作ってくれたことに感謝しているという内容の手紙だった。セルフ祭はそうやって、世代も年齢も性別も越えて、普段からモノ作りをしているひとも、仕事の合間を縫ってモノ作りしている人もみんなが同じように楽しめる祭りになればと思っています。ありがとうございました。
その結果、沢山の地元の人たちや、子供連れの家族の人た
普段モノ作りをしながら、中々発表する機会がなく、セル
普段なかなか交流の無い若い人たちや子どもたちと接して
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この夏、自問自答する私が多々現れた。
何を一生懸命がんばっているのか、仕事でもないことを。
何を一生懸命がんばっているのか、もっと他に作りたいものがあるのに。
ただ、この言葉をきいて、やや救われた。
私はセルフ祭を大きな器にしたいのだ。
一流アーティスト、
趣味で何かをしているおばちゃん、
初めて世に作品を問うてみる子供、
日本語はわからないけど表現したい外国人、
時間がなくてなかなか表現できなかった会社員(私のような)
モノ作りを生業としていたけど自身の表現はできていなかった会社員(私のような)
そんな、様々な表現欲を持った人々を入れる器に。
世の中に受け容れられないコスプレのおっさん、
誰もがドン引きするパフォーマー、
どこでも相手されないアーティストも受け容れる大きな器に。
色々なところではみ出てしまった人を入れる器に。
日本のどこにもないような大きな大きな器。
器の中身は誰もがみたことないような熱くて変なもの。
参加者の心も変え、見に来た人の心も変え、町も変える。
志高く、そんなことを考えてる。
エッジもあった。子供も楽しめた。懐が広くなったセルフ祭。
次もどんな人もも受け容れる(つもり!)
なので、セルフ祭という器の中でぜひ表現してください。
次は10月14日(日)大仮装行列
みなさんぜひ仮装してお越し下さい。
あっ、最後は宣伝文句になってしまった。
まあ、そういうことで、なかなかいい感じだったセルフ祭3です。