2018年9月9日日曜日

長い京都の一日

祇園の少し南側。
臨済宗建仁寺派の総本山、建仁寺。

その境内の奥にある。禅居庵。ここに違和感溢れる看板がある。
そうだ、ぼくだ。今日はここで迷子のコピーライター全国ツアーである。

京都ならではということで、京都らしく。まずは座禅で心を整える。


その後はトークをスタート。そして、今回のゲストは建仁寺の植松副住職に
作家のいしいしんじさん。なんと京都らしい豪華なキャスティング。
司会進行はこのイベントを作ってくれた田中郁后さん。


いしいさんがしゃべる。ぼくよりしゃべる。
ぼくもいしいさんに聞きたいことが多すぎて、
なんだかいしいさんへの質問会になってしまった(笑)
ぼくのイベントだけど、まあいいか。とても楽しかった。
いしいさんの本が好きなのでこれはまあ致し方ない。

「自伝でいちばんおもしろいのはマイルス・デイビスの自伝。
 次におもしろいのが、クレイジーケンの横山健、
 ホホホ座の山下くん、あと日下くんの自伝」

といしいしんじさん。リップサービスか。
いや、そういうことををするような人ではないのできっとほんとだ。
本当のことだとしておこう。

 

その後は、いしいさん行きつけの「おおきにや」へ。
創作料理がおいしくて、なおかつ大将が創作意欲にあふれていて、
すばらしくて最高だった。京都の居場所が一つ増えたよう。
そして、大将がぼくに絵を書いてくれた。



飲んだ後は京大の吉田寮へ。
吉田寮の存続が危ういとうことで
京都の村屋が中心となって「村おこし」なるどえらいイベント。
11時をすぎているというのにすごい人。


もう演奏は終わってしまって文字どおりあとの祭りのまつりのあと。
吉田寮でダラダラしていると終電がなくなった。
そのままそこでダラダラしていたかったが
明日もあるし後ろ髪を引かれる思いで帰ることにする。


タクシー代もホテル代も同じぐらいだ。
移動が続いてあまりにしんどいのでホテル泊。
すると、トリプルにとても安い値段に泊まれた。



おおきにやの大将が書いてくれた絵をながめてみる。
だるまみたいな顔だと大将がいってたな。悪くない。

田中郁后さん、素敵な京都のプレゼントをありがとう。

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