一度、宿に戻って、また祭りへ出かける。
台湾は色が多い。
特に赤が多い。赤い車、赤い服も日本に比べて非常に多い。
祭壇の色も果てしない。
ぼくのグラフィック処理能力は完全にオーバーフローだ。
色数の多さに漢字という複雑な文字が絡み合う。
中華系の人々のグラフィック処理能力は世界で一番ではないだろうか。
そして、目を日常からよく使うから近眼が多いのかもしれない。
大阪で数年働いていたことがある岩手県出身のY君が人が
「ぼく原色の服着る女とか無理っす」と言っていたのが印象的だった。
岩手、ないし日本は北の方が色が少ないからだろう。
北国は冬には真っ白になる。風景に色数が少ない状態の方が普通なのだ。
だから、北国出身の人の服も色数が少ない。
大阪は日本の中で1、2に街に色が多い方だろうが、台湾には完敗だ。
赤の上着にピンクのパンツを合わせる台湾のおばちゃんの着こなしは
ぼくも「無理っす」と言いたくなる。
(新興宮 斗六)
1 件のコメント:
素敵な写真です。
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