2018年7月5日木曜日

東京と都築さんと

この日は東京で出版イベントである。
会場は下北沢の本屋B&B。




下北沢だからさぞかししゃれているのではないかと構えていたら、
汚いビルの地下の汚い一室でとても落ち着く。
店内に所狭しと置かれていた書棚は端へと追いやられイベントの空間が作られる。

本は大阪っぽいし、と不安だったが、会場は満席。
東京の友人もたくさんきてくれた。


トークのお相手は帯も書いていただいた都築響一さん。
都築さんと自分の本が並ぶとは感無量である。




都築さんと語ったのは写真のこと、広告のこと。
UFOのことを話しているときは都築さんの目は死んでいた。
ぼくはずっと広告はつまらないと思っていた。
都築さんもそう考えていると思っていたら、
80年代は特に広告がかっこよかったといくつか映像をたくさん見せてくれた。
リチャード・アベドンが作ったJUNのCM。
これがお茶の間で流れていたそうだ。
日本のメディアはここ数十年で確実に退化している。

あと「自分のやりたいことを貫きたいならローンは絶対するな」という
言葉が胸にぐさっと刺さった。ローンしているからより一層。

イベントに参加してくれた方が内容をnoteにまとめてくれているので
ぜひご覧いただきたい。都築さんの名言がビシバシ

https://note.mu/33_33/n/n6c8446fc4068

店長の中川さんと。
中川さんも「かなりおもしろい」と言ってくれた。
本の目利きからお褒めの言葉をいただくのはとてもうれしい。


ここまで一緒に歩いてきた編集の高部さんと。

はあ、やっと東京が終わった。
トークイベントの一つの山場を超えた感。



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