アイスが欲しいと駄々をこねる子どもはぴたりとそこから動かない。
市街地を歩いているとふと現れる台湾の暮らし。
現代的な街の交差点には屋台が昼間から出ている。
古くて汚いものと新しくて汚いものがいい感じで混ざり合っている。
赤峰街というエリアへ移動する。
自動車整備屋が並んでいる通りである。
大阪で言うと日本橋の外れにセンスある店が出ているという感じ。
そんなところでは少年たちがスケボーをしている。
地下街に入る。
大阪の地下に勝るとも劣らないゆるい光景が広がっている。
そろそろ、タイムアップ。
空港へ移動する。残念ながら台湾とはお別れだ。
台湾の旅は「小さな革命を拾う旅」だった。
虎尾、斗六、台南、高雄とそれぞれの街の小さな革命家を巡っていたような旅だった。
そんな革命家たちが、ぼくの小さな革命を気に入ってくれていた。
だから、意気投合が早かった。
旅の仕方も大きく変わった。
いつもは行き先をざっくり決めて1人でふらりと旅をしていたが、
今回はホストがいたので完全に人任せの旅。その分、短時間で核心に到達できた。
いつも、1〜2週間では深いところにたどり着けないと思っていたのが、
導く人がいれば可能になる。
これからは、ホストがいる旅を増やすことにする。
台湾の人は優しすぎた。
泊めてくれたり、車で送ってくれたり、
おごってくれたり、お金をあまりつかってない。
果たしてこの厚意にどう報いるべきか。
日本に来た時におもてなしをするか、また台湾に行くしかない。
白屋に滞在して写真作品を作る、斗六でセルフ祭をやる、
正興街と新世界市場をつなげる、
阿里山でUFOを呼ぶ、アミ族の村でUFOを呼ぶなど、
楽しそうな話はいろいろある。
台湾の人々に元気な日本人を紹介するという手もある。
UNKNOWN ASIAのグランプリの河野ルルちゃんは、
ぼくの紹介でアートインレジデンスで湧翠閣へ行くことになった。
もし、湧翠閣や、白屋や、斗六や、正興街に行ってみたいと
思ったならば、ぜふ連絡してほしい。
自身の作品に自信はなくとも、台湾に行ってみたい、
知りたいという強い関心があればいいので。
橋渡しをするのは、ぼくの恩返しでもある。
ありがとう、台湾のみんな。
ありがとう、ジャン&サニー夫妻。
また会おう。
湧翠閣
https://www.facebook.com/pg/yusuikaku/community/?mt_nav=0
白屋
https://www.facebook.com/bywood99/
能盛興工場
https://www.facebook.com/NSXFactory/
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